ひふみよ

ひふみよ

アシタニ ムカッテ

アルイテ アルイテ

ヨウヤク タドリツイタラ

ソコガ キョウニナル

 

ツキセヌ オモイハ

ジダイノ カゼニ

フンワリト アズケテ

アタラシイ アサヘ

 

つきてみよ ひふみよ

いむなや ここのとお

とおと おさめて

また はじまるを

 

アシタニ ムカッテ

アルイテ アルイテ

ヒトツノ シンジルミチ

オワルヒガ キテモ

 

つきてみよ ひふみよ

いむなや ここのとお

とおと おさめて

また はじまるを

 

アシタニ ムカッテ

アルイテ アルイテ

ヒトツノシンジルミチ

オワルヒハ コナイ

アシタニ ムカッテ

アルイテ アルイテ

ヨウヤク タドリツイタラ

ソコガ キョウニナル

 

ツキセヌ オモイハ

ジダイノ カゼニ

フンワリト アズケテ

アタラシイ アサヘ

 

つきてみよ ひふみよ

いむなや ここのとお

とおと おさめて

また はじまるを

 

アシタニ ムカッテ

アルイテ アルイテ

ヒトツノ シンジルミチ

オワルヒガ キテモ

 

つきてみよ ひふみよ

いむなや ここのとお

とおと おさめて

また はじまるを

 

アシタニ ムカッテ

アルイテ アルイテ

ヒトツノシンジルミチ

オワルヒハ コナイ

エピソード

エピソード

『つきてみよ ひふみよ いむなや ここのとを とをとおさめて また はじまるを」
(つきてみよ 一二三四 五六七八 九の十 十と納めて また始まるを)
良寛さまが詠んだ和歌がある。
子供を授からないという理由で、嫁ぎ先から追い出された貞心尼(ていしんに)は、街中で良寛さまを見た。
そして、仏の道の教えを請いたいと、手紙を送った。
その手紙を読んだ良寛さまは、返しの歌としてこの和歌を詠んだ。
つまり、手毬を付いているときは、誰しも無心になって一、二、 三……九、十と数える。 そのあと、知らず知らずに最初の一に戻り、手を止めることなく、 また繰り返していく。 このように、いつまでも道を極める気持ちがあるのなら、お寺で 教えてあげよう、と説いたのだ。
そう言えば、私がかつて見たチベットの巡礼シーンも、一つのこ とを追い求める意味を問いかけていた。
赤茶けた道を歩く大勢の人の群れ。 五体倒地しながら歩く大人達に交じって、十才くらいの少年が一 人ゆっくりと歩いていた。
「何のために歩くの?」と聞かれて、 彼は遠くの寺院を指差し、「明日に行き着くためさ」と答えた。 「じゃあ明日に着いたらどうするの?」と聞かれると、 「そこが今日になるから、又新しい明日に向かって歩くんだよ」と。
七十才の良寛さまもこの少年も、年齢や時代は違っても、遠い彼方 にある同じ何かを見つめているようだ。
『つきてみよ ひふみよ いむなや ここのとを とをとおさめて また はじまるを」
(つきてみよ 一二三四 五六七八 九の十 十と納めて また始まるを)
良寛さまが詠んだ和歌がある。
子供を授からないという理由で、嫁ぎ先から追い出された貞心尼(ていしんに)は、街中で良寛さまを見た。
そして、仏の道の教えを請いたいと、手紙を送った。
その手紙を読んだ良寛さまは、返しの歌としてこの和歌を詠んだ。
つまり、手毬を付いているときは、誰しも無心になって一、二、 三……九、十と数える。 そのあと、知らず知らずに最初の一に戻り、手を止めることなく、 また繰り返していく。 このように、いつまでも道を極める気持ちがあるのなら、お寺で 教えてあげよう、と説いたのだ。
そう言えば、私がかつて見たチベットの巡礼シーンも、一つのこ とを追い求める意味を問いかけていた。
赤茶けた道を歩く大勢の人の群れ。 五体倒地しながら歩く大人達に交じって、十才くらいの少年が一 人ゆっくりと歩いていた。
「何のために歩くの?」と聞かれて、 彼は遠くの寺院を指差し、「明日に行き着くためさ」と答えた。 「じゃあ明日に着いたらどうするの?」と聞かれると、 「そこが今日になるから、又新しい明日に向かって歩くんだよ」と。
七十才の良寛さまもこの少年も、年齢や時代は違っても、遠い彼方 にある同じ何かを見つめているようだ。